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通りがかりで蛍袋(詩仙堂) [京都]

白昼堂々 裸で垂れる蛍袋を
何か月 待ち焦がれただろう
ときに かくれんぼをして
ときに 季節を数え だるまさんを数え 
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通りがかりで桂川葦原 [京都]

ある晴れた日 風は梅雨入りを告白する
傘マークが永遠に続く 雨の週に
忘れていた六月の小さな送別会に誘おう
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おまけ
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通りがかりでアジサイ(渡月橋) [京都]

つぎに 手の届かない距離で
自転車のあなたを みたとき
迷っても 手をあげ 振ろう
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通りがかりでうお秀さん [京都]

自転車のあなたは 会釈だけして通り過ぎました
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通りがかりで桂川葦原 [京都]

送話口にあふれる あなたの低い はい
受話口で止まる誰かの声は クレーム
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通りがかりで桂川葦原 [京都]

明日は雨の予報です
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通りがかりでアジサイ(長岡京市) [京都]

6月のどこかで 雨の週がくるでしょうか
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通りがかりで6月4日 [京都]

片隅の蜜柑と法面の管は
かつての住人達の名残り
炊事場で羽根は回り続け
かつてと今日を区別する
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通りがかりで6月3日 [京都]

垣根と垣根のすきまを
休日 子供が通り抜け
すきまをうめるのは
あいの日の若葉の成長

雲の帯と帯のすきまは
長い草の影が立ち座り
すきまをうめるように
風上や風下から鳴き声

東風と西風のすきまは
きっと方角を失った夢
すきまをうめたのは
私のうそとだれかの掌
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