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通りがかりで結城神社(三重県津市) [R32スカイライン]

朝日のあと ロウバイを探しに立ち寄りました
名前に惹かれてでもあります
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おまけ
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通りがかりでなぎさまち(三重県津市) [R32スカイライン]

風ぜで一日寝て過ごして 風ぜ薬を服用して一日寝て
平熱に回復するとき
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おまけ
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通りがかりで神応寺(亀岡市) [時井]

あなたのおもかげは 海底で月光を見上げ
だけれども ある夜 渚で私を探す
夢つくしのわきで 乙姫が竜宮に誘惑し
業を煮やし手をつかみ 私は海水を飲む

あなたのわきに 水銀体温計
平熱が六度を切るのに 七度もあると
私は温もりを保存したくて 目盛りを戻さず収納する
夢つくしで乙姫と別れるとき わきには防毒マスク

窓口で あなたのおもかげと出会う
あなたのかわりに 私のメールを開封したと告げる
ありふれた日々の ありふれた言葉

図書館で 本棚と本棚とが さびしい影を曳いていた
あなたとすれちがう予感を持った
落日に浮かぶ欠伸は あなたの誘いだろうか
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通りがかりで長岡宮跡(向日市) [時井]

銀の道のわだちをなぞり 私とあなたは救急車で向う
上り坂を止まったきりの車とすれちがい
次第に複数のわだちが 重なりあうころ
郵便局前で救援車とすれちがう

わだちとわだちは 雪の白線を不親切に取り残し
ついに一文橋交差点で レーンが一本増える
私は中央線の区別がつかず 後方と横顔を確認しつつ
直進レーンから 強引に右折する

クリニックの雪だるまは 水銀体温計を差した
外国語の問診票がわからず あわてて夢はおわった
やはり 短い目盛りの間も会わず過ごすのだろうか

たとえ常夜灯を消した雪は融けても
文字の刻みには 生き延びた雪があるように
時々 しつこく あなたの声を聞きたくなる
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通りがかりで花背峠 [時井]

信号の傘が瞬きし この先急勾配を告げ
銀の道は 標識も溝のあるなしもかくし
木製の電柱は腕をしきりに振り 雪をおとし
そろそろブレーキをかけるよう 合図をする

たとえば霧の濃い夢 今日と明日のはざまで再会する
立ち止まり 何歩か下がりゆずりあい
腕を広げ ABSを解除し 衣ずれの音もなく
波がよせるように あなたは夢を訪ねる

たとえば私とあなたは 上段の友札
きっと戸棚のカップは朝のコーヒーを待つけれど
私は読手に後回しにするよう依頼する

敷毛布は 字札の雪化粧
老人のお手付きに 私らは札際で頬をぶつけ
不思議に痛みはなく だからいまだ夢は目覚めず
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おまけ
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通りがかりで勝念寺(京都市伏見区) [時井]

消防団員が左向け左をするとき
半長靴で カイロは酸素欠乏で効かず
私は観覧席で いまさらあなたの肌に触れ
手のひらの冷たさをポケットで競争する

消防団員が国旗に注目するとき
ひとりは 観覧席に腰かけたまま
吹奏部員は 降雨を想定し
テントの下で君が代を奏し 立ったまま

班長は代理で返事し整列するとき
ひとりは精勤賞を授与し
ポケットで 手を離すきっかけを見つけ 私は拍手するだろう

赤いウォークトップを行進するとき
風が指揮者より早く 部員の楽譜をめくり あなたを見失い
スキップで 私は波打ち際からの脱出を試みるだろう
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おまけ
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通りがかりで北野天満宮 [時井]

夢が満ち欠けするように 迷い猫が鳴いて現れる
私らの挨拶はよそよそしく まるで初めまして
今朝だけは雨戸を閉めたまま ゆっくり眠っていよう
そして 梅の枝に短冊を結び 明日の夢で迷うだろう

初夢が出札と空札を往復するように 鳴いて現れる
あなたの干支を尋ねるように
私がはずんだ声で 下の句を暗記するとき
探し猫は下の句を咥え 空札とするだろう

あなたからの最后の伝言は
賢者の魔法瓶が 朝沸昼冷でも
賢者の読札が 絶えず山札でも

私からは 北野さんも平野さんも車争い
お守りは ヤツデの九枚葉を
過去問題集で押し花を作り ラミネート処理して
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通りがかりで芹川 [時井]

私は住所を消し 名前だけを残し
きみに投函するとき 郵便受けで袋競りをした
私は中央郵便局で 郵便番号で仕分けし 
郵便葉書が 指爪と肉の境を通り抜けた

雪は 物集女街道を拡幅し 集配ポストを雪だるまに
郵便受けは 読み人知らずを選歌し きみを思い出す
たとえば 構内では目を合わしてすれちがうだけ
誰かはそれだけで大丈夫?と 不安がった

今更届く なつかしいきみの返事を 無視するだろう
しれっとなつかしい息づかいを 十四行に忍ばせつつ
そして若菜屋で 思い出を摘むだろう

いつしか フロントガラスとワイパーが凍るとき
デフロスターをきかせ 解氷スプレーを吹かせつつ
跳ね返る雫で 袖口をぬらすだろう
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