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通りがかりでアジサイ(哲学の道・銀閣寺荘) [時井]

仕事部屋のある朝 準備体操のように 戸をあけ
外灯を消し 郵便函を 窓を カーテンをあけ
コーヒーの用意をするころ
風が梢を揺さぶり 木の実をもぎとるから 箒をかける

五月 あなたは私のカップにだけ コーヒーを注ぐ
九月 マダムシュークリームと検査報告を 青い車でさし入れる
一月 五階の部屋で横になったまま 私らは言葉少なく
二月 きこえる春の足音 佇む三月・・・

五月 仕事部屋の気晴らし 郵便函をあける
老いた桜の木は この頃 あなたを見ないと
老いた銀杏の木は 日曜日 あなたの車をマダムで見たと

日曜日の午前 寄り道と2ドアクーペ さし入れと仕事部屋
しかしマダムに青い車は・・・
そこは 五月の風が確かに吹いて 優しく私の頬をつねるばかり
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通りがかりでアジサイ(渡月橋) [京都]

通り過ぎた路線バスのヘッドライトが照明となったような
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通りがかりでアジサイ(大山崎町・アサヒビール大山崎山荘美術館) [時井]

あこがれとあこがれ 喪失と喪失
あなたとあなたからの モヤモヤの帳
あなたとあなたへの 残る者の悔いと恨み
たとえば 風は やさしすぎるやさしさを 今日に投げ捨てる方法の仄めかしさえ 運ばない

昨日と明日の間のゆるやかな時間を私は流れ
(たとえば昨日は左岸 たとえば明日は右岸 それらは流れない)
投げ捨てる方法を見つけるとき 足踏みを停止し右岸に渡る
(そして渡ったはずなのに 二たび私は今日にいる)

プロジェクターの弱い光線が 朝刊配達とすれちがうころ
私は あなたとあなたの言葉と
あなたとあなたの孤独なたたかいを まねることを意識する

くれぐれ 太陽のまぶしい光に 私の決意が融けぬよう!
一日 投げ上げ揺さぶった 私の弱い心に静けさが戻らぬよう!
昼 唇を噛んで 憤ることをあきらめぬよう!
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通りがかりでアジサイ(亀岡市・谷性寺) [時井]

本棚に 岩波文庫で1冊 新潮文庫でなぜか2冊
立原道造詩集がありました
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通りがかりでアジサイ(亀岡市) [時井]

落葉松林 分岐点から道を外れて ゆるやかな登坂
郵便ポストで立ち止まる
かたわらに 水溜り 忘れ物のおもちゃ 何かのけはい 猫の足跡の凍土・・・
それらは 私をひとつ前の季節へみちびく

とけない謎のように ほほえむ羊は
ポストをあふれた手紙の ありふれた言葉を食む
おだやかな獣の 瞳をとじる山羊は
掲示板をめくれて垂れる 時刻表の数字で引き算をする

追伸 「笑顔がすてきですね」
羊は 足拍子をふんで くしゃみをする
おもちゃの兵士は いいうわさと告げる

追々伸 「髪切りましたね お似合いですね」
私は 薄氷をふんで くしゃみをする
おもちゃの兵士は 風邪のせいと告げる

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谷性寺の帰り 国道372号に戻る交差点の反対側に
アジサイロードがありました

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通りがかりでアジサイ(御池新町) [京都]

私は 日傘を日よけに 小舟に寝そべり
おもちゃの兵士は櫓を漕ぎ
浅い流れを遡って行く

青いアジサイは 白い花に
船着き場の時刻表看板は 莟に

左岸か右岸かわからない 遠い向う岸で
両手を大きく振っているのは 小さい誰か
私の姿か あなたか 誰かは 確かにこちらを呼んでいる
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通りがかりでアジサイ(長岡京市) [京都]

白黒のねこが 親子で 横切りました
昨年 あなた アジサイの返事をくれました
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通りがかりでアジサイ(美山町) [時井]

用意された花の束を胸に抱いて あなたは灰を降らし!
拒絶を選べない ちいさい紙のきれはしが
人知れず 胸に届くとき 私は旅人となるだろう
そして 金色の波のなかに 紙ひこうきを投げるだろう

風は 塔の上で翼を広げる雛鳥に 勇気をあたえた
魚は つり糸を結ぶように宙返りをし 波をたてた
流れ星は 星空をながめる誰かのために 燃えつきた
最終バスは つづら折れで2ドアクーペをしたがえた

ひとつの窓はとじられ
やすらかな寝息をたて眠っていた
やさしい唄のように すきま風のように

ひとつの窓はとじられ とおい唄がうたっていた
誰 あの頃に今さら気づくことがあるのか
誰 紺青の溝に辿りつき旅をおえるのは
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通りがかりで うを秀さん [京都]

6月 アジサイが咲いていました
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通りがかりでアジサイ(京北町細野) [京都]

旧道は 街灯がアジサイを照らし 
国道162号は 2か所の交互通行があり
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